スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アミメウナギとポリプテルスの混泳について

2005年09月06日 23:03

一般に、ポリプテルスアミメウナギの混泳はよくないと
言われていますがなぜでしょうか。

アミメウナギは他のポリプに比べて細長い体型ですから、
大型のポリプと一緒にすると食べられてしまう可能性があります。

ですがそれだけではなくマクロギロダクティルス・ポリプティという
ポリプテルス特有の寄生虫のせいだという説が有力だと思っています。




続き長文です!

このポリプティという寄生虫、ポリプに常駐しているようで、
ワイルド個体にはほぼ100%ついているものと思ってよいそうです。

寄生虫というものは、本来の宿主に寄生している間は
宿主に対してそれほど悪さをしません。
というのも、自分の子孫を増やすのが最大の目的ですから、
激しく宿主を攻撃して、自分の子孫を残す前に
宿主が死亡してしまっては本末転倒だからです。

ですから、本来の宿主であるポリプに寄生した場合は、
駆虫は必要ですが、それほど緊急を要する訳ではありません。
(寄生されているポリプの健康に問題がなければ)

しかし、アミメウナギはポリプと近縁なため、
ポリプティに寄生されますが、生息地の違いから
ポリプティに対して免疫がありません。
アミメウナギにとって、ポリプティは未知の寄生虫なのです。

そのため、アミメウナギに寄生したポリプティは爆発的に増殖し、
栄養分を吸収して急激に衰弱させ、最悪の場合死に至らしめます。

そしてポリプテルスまでもが、その爆発的に増殖した
許容範囲を超えた数のポリプティをもらうことになってしまいます。


ワイルド個体のポリプはもちろんのこと、ブリード個体であっても、
ショップでワイルド個体と一緒の水槽に入れられたりして
ポリプティに感染している場合もあるので注意が必要です。

我が家のセネガルスは田舎のホームセンター出身で、
同じ水槽にいたのはバンドのないデルヘッジと小さなオルナティでした。
ほぼ間違いなくブリード個体と思われます。

そのせいか、後からアミメウナギを混泳させましたが、
ポリプティは発生しませんでした。

ちなみに、神戸の須磨海浜水族園でも
アミメウナギとポリプテルスセネガルスを混泳されていましたが、
ポリプティの発生事例はないそうです。
(セネガルスはブリード個体と思われるとの事でした)


不運にもポリプティが発生した場合は、
リフィッシュなどの薬品を用いて駆虫が可能ですが、
かなり魚毒性が高い薬ですので、取扱いに注意が必要です。
(水温が上がると毒性が高くなる本来は無加温で飼育する魚用)

ポリプテルスは特に薬品に弱いので、規定よりも薄めの濃度で
薬浴をさせた方が無難かもしれません。


重要となるのは、混泳してからしばらくの観察です。
ポリプやアミメの体表に異常がないかどうかよく観察する
ようにしましょう。

早期発見がアミメとポリプを救うのです。



 ※ピーシーズのプロファイルポリプテルスによると
  アミメウナギは養殖されておらず、流通しているのは
  全てワイルド個体とのこと
スポンサーサイト


コメント

  1. みなと | URL | -

    ふむふむ・・・・
    またまた勉強になった。

    けんこさんの真似して混泳させようなんて考えたらヤバイわけですね!
    その魚特有の病気や寄生虫を知っていないと大失敗しそうですね。

    水族館でもブリード個体だったりするんですね(笑)
    って。。。直に質問したんですか??
    勉強熱心ですねー

  2. けんこ | URL | HfMzn2gY

    長文を読んでいただいて

    ありがとうございました。お疲れになったのでは^^;

    バリバリのブリードのポリプとアミメなら、
    特に問題は起きないと思いますよ。うちも大丈夫でしたし。

    水族館の件は、GWに須磨海浜水族園を訪れた際に
    アミメとセネガルスの混泳を見かけて、ポリプティの件と
    繁殖例があったかどうかがどうしても気になったので
    ダメ元でメールで問い合わせを入れたら
    返信があったんですよー。それも大変丁寧な!

    かなり幸せな気分になったので、このブログにアップしてあります。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kaqua.blog7.fc2.com/tb.php/118-9b37a224
この記事へのトラックバック



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。